円の直径約92ミリ✕全長約202ミリ、重さ約165g。
骨董店で購入した菊水紋の柄鏡です。
表に「江戸初期」とありますが、骨董店で仕入れる前にすでに書かれていたようです。
天下一の称号の許可は信長に始まり、江戸前期の禁令で終わりますが、菊水紋の伸びやかさと天下一の文字の雄渾さは、桃山の作風を強く残しています。
堂々たる「天下一」の筆遣いは自由闊達で、あたかも支配者の抑圧から解き放たれているようです。これほど達筆な和鏡の文字は珍しく、自信溢れる才気さえ感じさせます。
推測ですが天下の天井が外れて権力の一時的な空白が生じる時代、つまり秀吉の死から徳川政権の確立までの〝傾奇者〟の時代のものではないでしょうか(慶長〜寛永期)。
時代比定のご参考に写真の9枚目に柄鏡の時代変遷の資料をアップしたので、ご覧ください(『和鏡』鎌倉歴史文化交流館編、2019年刊)。
※値下げしました。
| 商品の状態 | やや傷や汚れあり |
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